最近情報 |
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抗活性酸素作用 |
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ゴオウの成分のビリルビンやビリベルジンにはビタミンEの3倍強力な抗活性酸素作用が認めら |
れております。 この作用はキサンチンーキサンチンオキシダーゼ(酸素とその基質)系によって |
産出されるスーパーオキシドという活性酸素を補足する活性で確認されています。また、脂質を |
過酸化する能力でも確認されています。 |
活性酸素は生体内ではもともと白血球の殺菌に役立っていますが、過剰になると細胞膜などの |
構成要素である脂質を過酸化することにより、細胞障害や細胞の老化を引き起こすことが知られ |
ています、活性酸素は脳卒中の後遺症の程度、肝障害、動脈硬化などに関係しています。 |
免疫系に対する作用 |
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ゴオウの免疫系に対する作用は遅延型過敏反応、補体型、網内系、貧食能、各種アレルギー |
モデルに対して検討されております。遅延型過敏反応においては免疫力が低下している状態 |
(アレルギー状態)ときはこれを抑制する傾向が認められた。 |
生薬は多種類の成分を含んでいるのでこのような都合のよい作用を示すとも言われております、 |
ジャコウも免疫系に対して似た作用を示します。 |
抗アレルギー作用 |
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ゴオウの成分ビリベルジンには抗アレルギー作用が報告されています。 |
血圧降下作用 |
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本能性高血圧の実験モデルとして、遺伝的な高血圧のラット、「自然発症高血圧ラット(SHR)」 |
が知られております、ゴオウはこのSHRの血圧上昇を抑制する事が知られております。 |
下熱作用 |
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ラットに、発熱物質として、乾燥酵母を投与しますと発熱します、このときゴオウを与えますと顕著 |
な下熱作用が認められます。 |